車両を並走させる共同危険行為は、違反点数も15点から25点に格上げされ、被害者がいなくても検挙されるように!

共同危険行為等禁止違反

交通違反の中で「共同危険行為等禁止違反」という言葉はなかなか馴染みがないかもしれません。共同危険行為等禁止違反という名前はとても刑法的な響きがして、複雑な違反行為の構成要件に感じられますが、もともとは暴走族を取り締まるための法律です。 

 

バイクやクルマを2台以上並走させて走るなどの迷惑行為を取り締まるための法律です。
2台以上の車両を連ねて、並進させる場合において、著しく道路の交通に危険を生じさせ、他人に迷惑を及ぼすことを取り締まることを目的としています。

 

バイクの画像

昭和35年からある違反行為ですが、2000年代に入り、厳しく取り締まるよう改正されています。
例えば、かつては実際に被害を蒙っている人がいる場合において取締りの対象となっていましたが、現在では被害者の有無にかかわらず取締りの対象になっています。

 

 

違反点数

そして違反点数もかつては15点でした。
決して軽くない違反点数ですが、現在の共同危険行為等禁止違反の違反点数は25点です。
25点といえば酒気帯び運転0.25以上の違反点数と同じで、免許取消し2年相当にあたる大変重いものです。

 

 

うっかり共同危険行為等禁止違反に巻き込まれてしまうことも…

暴走族などのバイクの集団走行の違反行為だとばかり考えて自分は関係ないと考えるのは危険です。休日の晴れた空の下、黒い革の服に身を包んだバイク好きのライダーたちはみんなルールを守って走行しているイメージがありますが、中には共同危険行為に抵触するような危険な走行をしているという報告も聞かれます。

 

バイクのツーリングに誘われて出かけると、共同危険行為に巻き込まれたなんてことも少なくありません。現場で検挙される場合もありますが、後日刑事が自宅に訪れて家族に心配をかける可能性もあるのです。

 

こういった違反にならないためにも、複数台の車両を並走させるようなことは絶対にしてはいけないという心構えが大切ですね。

 

 

自転車の並走も取り締まられる可能性も

自転車の並走も厳しく取り締まられるようになっていることも覚えておきましょう。
自転車で違反しても罰則がないと高をくくっている人も多いですが、雨の日の傘など罰則の対象になっているものもあります。